それらの伝説伝承を伝えるためのミステリー・パワースポット案内板が市内のあちこちに整備されているのをご存知でしょうか?
市内11箇所に設置されているこの案内板、 本体のデザインと設計、表示レイアウトと挿絵を担当させていただきました。
現在、西之表市では種子島北部観光コースのルート開発や、 埋もれているお宝の発掘などを行い、見所の充実を目指しているところです。その取り組みの一端に、経済観光課発行の種子島観光パンフレットでパワースポットやミステリースポットの紹介するとともに、補完する意味で伝承地にも案内板を設置しようと言うわけです。
せっかく足を運んでくれた方々が、
「パンフレットに載ってるから行って見たけど 何もない!」
なんてことにならないように…
ミステリースポット「安城川脇川の河童 」
場所:川脇橋のたもと |
この川の伝承に沿った内容の挿絵(イラストって感じじゃないんですよね)を表示面にレイアウトしてあるのですが、内容が結構おどろおどろしいので表現の仕方が難しいです。
河童は江戸末期の浮世絵師歌川國芳の描いた河童をモチーフに、牛にいたずらする様をコミカルに見せています。
パワースポット「天女ヶ倉の巨石」
場所:天女ヶ倉の鳥居のそば |
天女ヶ倉の頂で一息着く天狗が、海岸線に打ち寄せる波を眺めているという図です。ここには、天狗の足跡といわれる手水鉢が残っています。(@_@)
山の頂と巨石、なんだかパワースポットの要素が揃っています。でも、ひと気が無く淋しいので、友達お誘い合わせの上ワイワイと見学してみてくださいね。
伝承の内容はここに書きませんので、 ぜひ現地まで行って見ていただければと思います。
新しいものを作る事も大切ですが、以前からある案内看板が壊れていたり、読めなくなっているものが沢山あります。
返信削除担当する市の部署が、教育委員会だったり、違ったり。
みな、バラバラにやっている気がします。
整備するものはしっかり整備して、新しく作るときは前のものの処理も考えなくはいけないと思います。
この、看板も数年も立てば朽ちて見捨てられる事になるのでしょう?
デザインもこれっきりで次に作るときは、また違うものが現れる事でしょう。
コメントありがとうございます。
返信削除まったくそのとおりだと思います。ただし、今回のものに関しては以前から建っている緑色の絵馬型案内板の補修管理が難しくなっていることもあり、永続的に使えるように、耐久性のある素材で表示レイアウトもフォーマット化し本体図面も作製、担当者や製作業者が変わっても同様のものが作れるようにとの意図があります。
担当部署はふるさと散歩道(従来の緑色の絵馬型案内板)と同じく、種子島開発総合センターが行っています。
ほかの案内板との兼ね合いも含め課題はあるのでしょうが、しっかりと運用してもらえると思います。