著書は200冊以上!! |
断食道場や「しょうが紅茶」で有名な石原結實先生が、この週末西之表市にて講演会をされました!
実は石原先生は、代々種子島家の医者家系で、父の代まで種子島におられたそう。
今でもご本人の本籍地は種子島で、毎年「ふるさと納税」もされている種子島の応援隊のお一人。
まったくそんなことも知らず、昨年肩こりがひどくなった私は、先生の本に出会い、紹介されていた「しょうが紅茶」や体温測定などを実践していたひとり。
偶然、いま所属している地域振興室担当の「ふるさと納税」に関する記事を読んで、ほんとびっくり!!!
そのようなこれまでのご縁もあり、今回は、種子島で開催された「カタリナ祭2010」の基調講演とシンポジウムにて講演されました。
とおっ!!ズームができないカメラでした。。。 |
この「カタリナ祭」とは、徳川幕府がキリスト教禁教令下、キリシタン大名小西行長の妻で、離縁後は島津忠清に嫁いだ「カタリナ永俊尼」が、種子島へ配流になり、そのまま種子島にて没したという歴史を掘り起こし、その殉教史を広く知ってもらおうという初めての取り組み。
■南日本新聞での紹介記事
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=28302
通常であれば、配流ではなく、もっと厳しい処刑であったはずですが、彼女の娘が薩摩藩第18代家久側室となり後19代藩主島津光久を出産し、その祖母にあたるため、島津家のはからいで、種子島での幽閉となったそう。
その歴史背景に焦点をあて、石原先生は『永俊時代の種子島の食材と食生活~食と健康~』という演題で講演されました。
75歳という当時にしてはかなり長生きされた永俊尼が、食べていたであろう食材は、「いか、たこ、ながらめ(とこぶし)、ぶと(天草)」などの海産物や「ふき、つわ、あざみ、たけのこ、山芋」などの山菜、根菜類。
冷たい海の中で生活している魚介類の油は、それよりも体温の高い人間の身体ではもちろん固まることはなく、逆に余分な固まりとなる油を溶かしてくれるそう。
そして、「相似の理論」を紹介され、身体の不調な部位に合わせて、自然界の食物をいただくということで、山菜や根菜は、年を重ねるごとに弱くなる「下半身」を強くする効果をもたらすそう。
これらのことから、当時の種子島は、健康によい食材の宝庫だったことが伺える。
今でもながらめ(とこぶし)以外は、その季節ごとによく採ることができるので、実は「健康の島」としてアピールできる素材をたくさん持っている。
このことは、こちらで活動をする中で、改めて実感し、そのテーマを軸に地域おこしができたらと、いくつか提案していたので、とっても嬉しくなった。
やっぱり、種子島は「宝」の宝庫♪
石原先生オススメで、いま一番“ホット”な食材「しょうが」もたくさん採れる!!!
いろんなアツイプロジェクトがスタートできそうです!!!
text:ENDO
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