2011年3月22日火曜日

生姜山に「しょうが」を植えよう。


東日本地方を襲った大震災
「ふつうの生活」を突然奪われてしまった人々。


あまりにも深刻な被害を知る一方、
「ふつうの生活」を過ごせている私は、何ができるかと悩む日々。。。


西之表市では、各校区をあげての募金集めが始まり、
地域ごとの班長さんが、集めたお金を続々と持ってこられています。


ひとりひとりの「想い」と「できること」が、
被災地の復興に少しでも役立ちますように。


***


いま私の「できること」

3月13日(日)に予定されていた「市民フェア」にて、
お披露目予定だった「なかわり生姜山農園」プロジェクト。


先日農園草払いの様子をblogで報告して以来、
次号が止まっていたので、改めて紹介いたします。




市内の一番南に位置する中割校区にある「生姜山」集落。

昔生姜がたくさん植えられていたことから、こう呼ばれるようになったそう。


「しょうが」は体にいい働きをたくさんしてくれることが、とっても話題になっています。
英語の「Ginger」には、「活気づける」という意味も含まれています。


この健康野菜の代表的存在「しょうが」を栽培し、
地域の健康づくりをすすめながら、地域づくりに取り組もうというプロジェクト。



ここでの発表にいたるまで、校区長さんはじめ各集落の班長さん、
先日の草払いblogでも紹介した奈尾さんとの話し合いなどを重ね、
プロジェクトスタートの位置に立つことができました。


いま、自分たちで何かしておかなかければという
強い危機感を持った奈尾さんが、
他の校区民の人たちにも参加を呼びかけ、
共感してくれた地元の人たちが、さまざまな土台づくりを行いました。



島外協力者には、「ふるさと応援隊」のメンバーでもあり、
しょうがブームの火付け役石原結實医師もいらっしゃいます。


この企画案を相談させていただいてから、
常にしょうがのメディア情報や
ご自身の著書を送ってくださったりと、
このプロジェクトの行方をとても気にかけていただきました。


そして、このような人々の協力体制に希望を感じた
同じ協力隊員の新畑さんが、
ここで紹介しているポスターやリーフレットを
デザイン&制作してくれました。



先月の草払いに続き、
現在市内で取り組んでいる「本間農法による土づくり」スタッフにも
協力していただきながら植え付け前の「土づくり」作業を行っています。

こちらの詳細も長くなるので、また追って報告します。
(いつも長文になってしまいスミマセン。。。)


大募集しているサポーターの第一弾イベントは、
「しょうがの種植え」

日程:4月17日(日)10:00~15:00
*参加には、サポーター登録が必要です。
(参加費用:1,000円/年間)


ぜひ、このプロジェクトに共感し、サポーターに関心のある方は、
下記問い合わせ先までご連絡ください。

(問い合わせ先メール)
h-endo★city.nishinoomote.kagoshima.jp (★を「@」に換えてください。)

詳細内容をお送りいたします。




この小さな里での挑戦が、
大きな「活気」を生み出す種となることを願って。




text:ENDO
photo:SHINBATA









0 件のコメント:

コメントを投稿