2011年4月5日火曜日

牛糞とのたわむれタイム



「なかわり生姜山農園」植え付けに向けて、「土づくり」を行ってます。


「土づくり」
めっちゃ聞こえはいいですが、牛のう○ちを
スコップで広げていく、かなり地道な作業。


人生初めての体験でした。


約5畝の畑に、新鮮な牛糞が約6t
農園協力者が、運んでくれた「堆肥」が、
ど~ん!と2つの山を作ってました。


牛糞を前に、時が止まる。。。想像よりは小さい山でした。

なぜ、こんなことになったのか。。。。


実は、先月上旬西之表市で取り組んでいる「土づくり」プロジェクトの
本間光義先生が生姜山にいらして、土診断をしてくれました。


本間先生は、「本間応用微生物研究所」の所長として
全国各地で、土づくりにこだわった環境アセスメントの実施や
地域コンサルタントを本業としておられる方。


3年がかりで「種子島の農業をなんとかする!」と
気合を入れて、種子島にも拠点を構えてくださった方です。


そんな本間先生曰く、種子島の土はかなり恵まれている!!とのこと。


 それでも、この生姜山農園は数年休耕地だったので、
土の状態を本間先生ひきいる研修生にもみてもらいました。

写真右が本間先生。中央と左の方は、研修生。


すると、やはり土が弱っているということ。
まずは、海水を入れて、堆肥をまいて、
そして丁寧に天地返しを行うことを指導されました。

ということで、土診断の翌日、研修生の協力のもと、
堆肥をまいてる途中に、海水も到着。


軽トラ2台で、かけつけてくれました!



実は、待ってる間が手持ちぶさただったので、
堆肥をまきはじめていたら、ご覧の通り、
ホースを糞まみれにするわけにいかず、
ホースを保護しながらの作業。



約600~700リットルの海水を畑に撒きました!

その後はまた、もくもくと牛の糞山との闘い。
とはいっても、この牛たちは、とっても健康的な糞をしていたので、
においも気にならず。


気になるのは、自分のカラダ。

普段使われていない筋肉がこんなにあったのか?!
というほど、いろんなところが悲鳴をあげはじめ、
一番は、やはり腰。


スコップの使い方も「サマ」になってきた頃?!

腰を伸ばす姿は、かなり間抜けな感じでしたが、
そんな間も一緒に作業していた
奈尾さんと協力隊新畑さんの活躍で、
一山終了!!!!






後半は、なんだか牛の糞にも愛着をもてるようになり、
16時ごろには、作業完了!

撒き終わった畑は、だいぶ畑っぽくなった気がして
とってもウキウキしてきました♪





次は、この畑の天地返しです。

これは機械が必要なので、なかわり校区出身の方が
作業を引き受けてくれました。

また次号で紹介します!


text:ENDO
photo:SHINBATA




2 件のコメント:

  1. またまた失礼します。
    更新、楽しみに待っていました♪

    質問してもいいですか?
    「なかわり校区」って・・文面から地区名のように読み取ったんですけど、合ってますか?
    公立小・中学校の通学範囲のイメージ??

    なぜ海水を混ぜるんだろう?ということにも興味津津になりました。

    これからも楽しみにしています!

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  2. ≪コーチたか♪さん

    いつもコメントありがとうございます!

    「なかわり校区」であってます!
    公立小学校の通学範囲です。
    その小学校が、13年前から休校中なのです。。。

    海水を混ぜる理由は、また別で「土づくり」講習の内容をレポートしますね!

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