春の暖かさを感じる3月に入ると、
お茶畑一面が鮮やかな新緑へと変化していました。
どこまでも広がる真っ青に晴れ渡った空と茶畑のコントラストは、
とても清々しく、その雰囲気を見るだけで、ふわ~と気持ちがなごみます。
以前のblogでも紹介した通り、
種子島では、3月下旬から、「日本一早い走り新茶の里」として、
お茶の産地で有名な静岡よりも1ヶ月ほど早く茶摘作業が始まっています。
西之表市古田校区は、明治42年に静岡の茶業家が移住し、
産業としての茶栽培を開始して100周年を迎えた歴史ある場所です。
その伝統ある栽培方法を引き継いできた農家16戸が
昭和47年に「種子島茶生産組合」を立ち上げ、来年で40周年を迎えます。
今年から「種子島ふるさと応援隊新規特約店」にも加盟していただいたので、
新茶製造中の工場を取材させていただきました。
*種子島ふるさと応援隊とは、、、
西之表市と全国にいる種子島出身の方が中心の「元気な種子島」づくりを応援するネットワーク
今年から、担当が「地域支援課」となり、私たち「地域おこし協力隊」も協力することになりました。
西之表市と全国にいる種子島出身の方が中心の「元気な種子島」づくりを応援するネットワーク
今年から、担当が「地域支援課」となり、私たち「地域おこし協力隊」も協力することになりました。
毎日、16戸の農家が2組に分かれて、
工場内製造作業と茶摘作業を交互に行います。
最大で1800kgの茶葉を最終商品にできる規模ですが、
その量を製造する時には、深夜にまで作業時間を要するそうです。
この日も、どんどん摘まれたばかりの茶葉が
軽トラックで運びこまれていました。
トラックから、最初このコンテナに入れていきます |
温暖な種子島で一番の内陸高地に位置し、
程よい霧が発生する環境で育った茶葉なので、
この工場では、茶葉の持つ風味を大切にするために、「浅蒸し」にこだわっています。
確かに、いただいた新茶は、とてもすっきりとした味わいの中に、
爽やかな香りも楽しめました。
最後の仕上げの段階になる頃は、
もともとの茶葉総重量の数%にまで水分を飛ばすそうで、
栽培の段階から想像すると、本当に贅沢な「一杯」です。
種子島の新しい特産品として多くのファンが誕生することを応援します。
5月8日(日)には、「新茶まつり」が行われるそうです。
詳細は、「市政の窓 お知らせ版」に掲載されています。
市民のみなさん、ぜひご確認の上、遊びに行ってみてください!
詳細は、「市政の窓 お知らせ版」に掲載されています。
市民のみなさん、ぜひご確認の上、遊びに行ってみてください!
text:ENDO
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