2011年5月6日金曜日

鴻峰(こうのみね)の落花生

先日行なった「なかわり生姜山農園」の生姜植え付け。
実はこの生姜栽培計画の元になったお話しは、中割校区長からご相談いただいた
「鴻峰ふるさと交流大会」というイベントの活性化にあります。
大字住民と市街地住民の交流を図ることを目的に、長年行なわれているイベントですが、
参加者が年々減少してきており、活性化する良い方策はないだろうか?というお話から
発展し、立ち上がった計画です。

ということで、もともと活性化のご相談いただいていた8月開催予定の「鴻峰ふるさと交流大会」内で行なわれる、収穫体験用の落花生植え付けのお手伝いに行ってきました。
イベントで行なわれる収穫体験用落花生栽培は地域の人たちが総出で行ないます。

ばあちゃんたちの間に混じり、大量の落花生の殻を剥きながら、世間話に花を咲かせます。


殻剥きをしながら、ばあちゃんの話に耳を傾けますが、ローカルすぎて付いて行けません(笑)

とにかく殻を剥きまくり!

片っ端から剥きまくり!

殻を剥くとついつい口に放り込みたくなるよね、これ。
でも、芽の出る生の落花生なので、食べるとお腹を壊すようです。


さて、畑では男たちによる落花生植え付けの準備が着々と進んでいました。

男たちに混じり、協力隊遠藤の姿も見えますが、
馴染みすぎて全然目立ちません。探すのにひと苦労!「遠藤さーん!」
生の落花生を蒔くために、深さ3センチほどの穴を30センチ間隔に専用棒であけていきます。

剥いた生落花生を各々が茶碗に入れて…

準備の整った畝から、殻から剥いた生豆をふた粒づつどんどん蒔きます。

みなさん慣れていらっしゃるので、結構なスピードで豆蒔きは進みます。
ほんとに、「アッ」ちゅう間に豆撒きは終了。

落花生の植え付け自体初めてで、どのように芽が出て育って行くのか非常に楽しみですね。

収穫は夏休み真っ只中の8月の後半に予定していますので、
改めて詳しい日程が決まり次第お知らせします。

※なかわり生姜山農園サポーターの皆様にも参加していただければと思います。


text photo:shimbata

 
------------------------------------------------------------------------------------------------------------

「鴻峰ふるさと交流大会」
中割校区では、市内の児童生徒をはじめ、西之表市民と中割校区民との心の交流を図るため「鴻峰ふるさと交流大会」を開催。現在休校となっている鴻峰小学校を会場に、「落花生の収穫体験」と「グラウンドゴルフ大会」を実施し、自然の恵みや、命の糧となる植物が育つ大地の偉大さ、大切さを感じてもらい、様々な世代の参加者との交流を通して、ふるさとの思い出を育み、健全な青少年の育成の一助となるイベントを開催しています。

参加者:小中学生、市民、中割校区民、他
開催日:8月後半
場  所:中割校区 鴻峰小学校(休校中)

2 件のコメント:

  1. お初に失礼いたしますm(ーー)m!
    地元でこういうイベントがあると、島外に出た者としても面白くてつい覗いてしまいます!きっと全国でも興味のある人がきっと見ているはず・・・・
    と思うとますます面白くなりますね!
    ちなみに収穫後の予定は・・・・?

    返信削除
  2. takaakiraさん
    はじめまして!コメントありがとうございます。
    種子島も気持ちのよい季節になり、イベントも目白押しです。
    島の人たちが思い切り楽しむことが、一番の種子島アピールだと思います。楽しそうなことをやっていれば、人を惹きつけますもんね!
    収穫後の予定は、随時発信していきますのでお楽しみに!

    返信削除