西之表市の東地域に位置する「安納校区」。
昨今の「安納いも」ブームにより、その名前を聞いたことがある人も多いと思うが、あの芋が、地域校区の名前を由来にしていると知っている人は、まだまだ少ないんじゃないかな~。。。
そんな安納校区も、種子島全体の傾向と同じように、若者が出たきり戻ってこず、高齢化と地域住民の減少という課題を抱えている。
この状況をなんとか改善していこうと、2008年校区を中心に設立された「よかとこ安納自立協議会」。
この協議会では、特産品である「安納いも」の新規商品開発や販路拡大を行うと共に、地域の豊かな自然と田舎ならではの「人材」を生かした「体験交流」を実施することで、地域の活性化を目指している。
ここで商品化されていた「安納いも練りこみ生地を使用した丸ぼうろ」が「よかぼうろ」として生まれ変わった!
ふつうの「ぼうろ」よりしっとり生地に仕上がってます♪ |
そして、「安納いも」のそのまんまスイーツ感を生かした「安納いもあんぱん」。
こちらも、これまで「安納いもペースト」を生地に練りこんだり、小豆餡に練りこんだりと試行錯誤してましたが、「シンプルが一番インパクトがあっていいと思うよ」という周囲の意見を取り入れ、新作を披露。
それぞれの「芋」の風味を生かし、何も加えてない「焼き芋餡」が美味♪ |
素材の味を生かすことで、その素材の宣伝にもなる「あんぱん」です。
そして、いものカラーを生かした「よかとこクッキー」
ちょっとピントがずれちゃってました。。。 |
お土産でも喜ばれるように、このパッケージやネーミングなどを考案したのは、協力隊新畑さん。
新畑さんは、この商品パッケージだけでなく、「安納校区」という校区全体のブランディングを提案。校区カラーのオレンジと、「安納いも」という特産を生かしたデザインを提供してくれた。
まだ、形となっているものが、この商品一連だけだが、今後校区全体で提案を生かし、「安納いも」と「体験交流」の活発化を促すツールとして活用してほしいと思う。
text:Endo
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