2011年5月30日月曜日

今週末は、第2回オープン作業日!



なかわり生姜山農園サポーターのみなさんには
すでにお知らせしておりますが、
今週末6月5日(日)は、第2回サポーターオープン作業日となっております。


先日のblogで報告したとおり、かなり草が伸びております。



ということで、しょうがの芽を間違って傷つけたり、抜いたりしないように
丁寧に草取りをしなければなりません。


また、作業終了後は、交流ランチを予定しております。

各自おにぎりをご持参ください。

なお、まだまだサポーターを募集しておりますので、
お申し込みを希望される方は、下記アドレスまでご連絡ください。

kyouryokutai10★gmail.com
*「★」を「@」に変換してお送りください。

2011年5月28日土曜日

祝♪ 「生姜山」の「ショウガ」芽がでました〜!!!

気持ちのいい青空が広がる休校中鴻峰小学校


 長雨の合間の貴重な晴天♪

生姜山農園の様子を確認しに行きました!

毎日の恵みの雨で、雑草が主役に。。。

農園に入って、芽が出ていないか丁寧に確認していくと、、、



 出てました〜!!! ニョキニョキっと!!


いままでは、土を掘り起こしてみて、
やっと確認できていた芽が、しっかりと地表に顔を出し、
「おれは雑草じゃない!」って
主張してるかのように、立派に伸びてました!


ほんとにほんとに嬉しくて、畑で小躍り♪



かなり成長したものも!!


ちょうど、お隣に住む畑の提供者「成さん」が
車で通りかかり、芽が出た報告をすると、
 やっぱり大喜び♪&ほっとした様子。


先週末、集落の行事でみなが畑の様子を見たときに、
「芽がでらんで、最初から失敗やったらいややなぁ」と
(芽が出ないで、最初から失敗だったらいやだね)
みなさん気にしてくれていたとのこと。


ほんとによかった〜!!


草に埋もれてますが、2つの芽が出てます!

 6月5日(日)に第二回目の農園サポーターによる
オープン作業が行われます。

植え付けをしたみんなは、
きっと自分の植た場所の苗が気になってるはず。。。

植えつけには参加できなかった方も、
今からでも参加OKですよ〜!!


ウキウキしながら芽を探し、
ショウガがすくすく成長するように、
上手に畑を手入れする。


とっても地味な作業だけど、
想像するだけで、なんともシアワセな時間。



畑から戻ると、同じ鹿児島県の離島「硫黄島」で
活動する協力隊アライさんから、視察に来られることになったとメールが来てました。


  新しい出会いへの楽しみと、ショウガの成長の楽しみ♪



夜にはまた雨になったけれども、
嬉しい「梅雨」となりそうです♪
(そう思いたい、この雨。。デス)


農園帰り道、台風対策で、看板をはずしてました!

MYたんぼの稲もすくすく成長中!



text&photo:ENDO

2011年5月18日水曜日

生姜山農園に初視察者来訪!!

先月17日に植え付けをしてから1ヶ月。


苗の生育状態が気になって、たびたび農園に足を運んでいましたが、
なかなか地表に芽が出てきません。。。




気になって、先日掘ってみたら、、、




ちゃんと芽吹いてきてました♪♪

かなり根も出てきているのもあって、ほっと一安心。




ただ、いくつかはもともとの種苗自体がよくなかったらしく、
土の中で死んでいる苗もありました。。。




ついでに、気になる雑草も抜いてきました。
この農園では、除草剤などの農薬を使わないことにしているので、
早いうちにまめに抜いておかなければなりません。



と、そんな農園に、昨日視察に来られた方たちがいらっしゃいます!




西之表市の隣町「中種子町」にある
「薬用植物資源研究センター 種子島研究部」のメンバー4名です。

もともと、私たちが昨年9月に赴任し、活動を開始したときに、
視察させていただいたセンターで、
そのとき対応していただいた飯田さんは、
その後のヘゴ群落間伐作業でもご一緒しました。



そんな飯田さんが、先月22日(金)の南日本新聞にて
生姜山農園が紹介された記事を読まれて、連絡をくださいました。


2011年4月22日(金)南日本新聞掲載




今年は「ショウガ」の薬効について重点研究をされるということで、
いい連携ができたらということでした。


まずは、奈尾さん農園に植えているショウガを視察


上:三州生姜 下:金時生姜 


そして、上記2種類の種苗を研究栽培用として預かりました。

生姜山農園を視察

現在の苗状況を掘り起こして確認



ひと通り観察されて帰られましたが、
次は私たちも、試験場のショウガ畑を視察しに行こうと思います。


種子島の土地にどんな種類のショウガが向いているのか
最終商品用途に合わせて栽培することはもちろんですが、
やはりその土地ならではの強みをより活かせるショウガを広めたいですね。


最後に、また奈尾農園に戻って、研究用生姜の植え付けを行いました。


私たちがもともと植えたものは、「大しょうが」と呼ばれるものだったので、
小ぶりな「小しょうが」の成長も楽しみです♪






text:ENDO
photo:Shimbata

2011年5月12日木曜日

第2回ふるた緑茶まつり

種子島はロケット基地、鉄砲伝来だけではありません、黒潮の影響を受けた温暖な気候を活かした農業も盛んで、南の島らしく「さとうきび」や、甘い蜜いもとしてブームになった「安納いも」が島内では代表的な栽培品目なのですが、意外なことにお茶の産地でもあるということを以前にもお伝えしました。  参照:「本格的茶摘みスタート!」

種子島のお茶栽培は100年の歴史があるのですが、エンドユーザーが手に取れる最終製品化は今回が初です。(昨年試験販売)それまでは、鹿児島や静岡の市場へ荒茶としての出荷が中心でした。

新たな取り組みとして「種子島茶の最終製品化とブランディング」が昨年度から始まり、パッケージデザインの依頼をいただいた後、組合員の方々との打合せを重ねて、歴史から導き出されるストーリーを基に、コンセプトメイクをスタートさせ、約3ヶ月間かけて最終製品用の種子島茶パッケージを作り上げました。

今回の新パッケージデビューは、立春から数えて八十八夜の5月の初旬に行なわれる緑茶まつりに照準を合わせていたため、制作者本人としてもお祭りを楽しみにしておりました。

あいにくの天気でしたが、会場の茶工場はすごく賑わっていて驚きました!
通常工場には、組合の方たちしか居ませんし、茶摘みのシーズン以外は閑散としていますからね。

おっ!先日納品したキャンペーン用のぼりがハタめいています。


たくさんの来場者を掻き分けながら、工場内で行なわれていた企画イベントを見て回ります。
「手揉み茶体験」
お茶ってどうやってできるんでしょう?
普段意識することもなくお茶をいただいておりますが、
蒸す→冷やす→揉む(4工程)→乾燥→篩い分け→切断→選別→火入れ→合組み(独自の味作り)→異物除去→袋詰め
お茶って数多くの工程を経てるんですね。

ここでは、ホットプレートを使い手揉みでお茶をつくる体験を行なっていました。
体験をした後は手揉み茶の試飲もできます。 


煎茶道の野点

新茶の試飲コーナーも賑わっています。



おっ、新パッケージの「松寿」「くりたわせ」「りょくほう」が販売されています。


完成品をいただいていて手元に持っていたのですが、
実際に販売されお客さんが購入している姿を見ると感慨深いですね。

ブランド化への取り組みはようやくスタートラインに立てましたが、
種子島茶を全国へ知っていただくために、
これから、様々なセールスプロモーションの仕掛けを行なわなければなりません。


text:shimbata

2011年5月6日金曜日

鴻峰(こうのみね)の落花生

先日行なった「なかわり生姜山農園」の生姜植え付け。
実はこの生姜栽培計画の元になったお話しは、中割校区長からご相談いただいた
「鴻峰ふるさと交流大会」というイベントの活性化にあります。
大字住民と市街地住民の交流を図ることを目的に、長年行なわれているイベントですが、
参加者が年々減少してきており、活性化する良い方策はないだろうか?というお話から
発展し、立ち上がった計画です。

ということで、もともと活性化のご相談いただいていた8月開催予定の「鴻峰ふるさと交流大会」内で行なわれる、収穫体験用の落花生植え付けのお手伝いに行ってきました。
イベントで行なわれる収穫体験用落花生栽培は地域の人たちが総出で行ないます。

ばあちゃんたちの間に混じり、大量の落花生の殻を剥きながら、世間話に花を咲かせます。


殻剥きをしながら、ばあちゃんの話に耳を傾けますが、ローカルすぎて付いて行けません(笑)

とにかく殻を剥きまくり!

片っ端から剥きまくり!

殻を剥くとついつい口に放り込みたくなるよね、これ。
でも、芽の出る生の落花生なので、食べるとお腹を壊すようです。


さて、畑では男たちによる落花生植え付けの準備が着々と進んでいました。

男たちに混じり、協力隊遠藤の姿も見えますが、
馴染みすぎて全然目立ちません。探すのにひと苦労!「遠藤さーん!」
生の落花生を蒔くために、深さ3センチほどの穴を30センチ間隔に専用棒であけていきます。

剥いた生落花生を各々が茶碗に入れて…

準備の整った畝から、殻から剥いた生豆をふた粒づつどんどん蒔きます。

みなさん慣れていらっしゃるので、結構なスピードで豆蒔きは進みます。
ほんとに、「アッ」ちゅう間に豆撒きは終了。

落花生の植え付け自体初めてで、どのように芽が出て育って行くのか非常に楽しみですね。

収穫は夏休み真っ只中の8月の後半に予定していますので、
改めて詳しい日程が決まり次第お知らせします。

※なかわり生姜山農園サポーターの皆様にも参加していただければと思います。


text photo:shimbata

 
------------------------------------------------------------------------------------------------------------

「鴻峰ふるさと交流大会」
中割校区では、市内の児童生徒をはじめ、西之表市民と中割校区民との心の交流を図るため「鴻峰ふるさと交流大会」を開催。現在休校となっている鴻峰小学校を会場に、「落花生の収穫体験」と「グラウンドゴルフ大会」を実施し、自然の恵みや、命の糧となる植物が育つ大地の偉大さ、大切さを感じてもらい、様々な世代の参加者との交流を通して、ふるさとの思い出を育み、健全な青少年の育成の一助となるイベントを開催しています。

参加者:小中学生、市民、中割校区民、他
開催日:8月後半
場  所:中割校区 鴻峰小学校(休校中)